ゼロイチタスク実践スキル

チョッキさん
チョッキさん

『超反省』をしつつ、ゼロイチタスクを実施するには?日々、ゼロイチ行動を積み上げるための具体的な手段をご紹介します。

自己流は事故のもと。ゼロイチのレベルを上げるには?

「会うたびに、新しいことをしているよね」
以前の僕は、周りからいつもこう言われていました。良く言えば、好奇心旺盛。でも、実際は何も続かない奴だと言いたかったのかもしれません。
続かない理由は、わかっていました。

いろいろ試すことで、僕にとっての正解を求めていたから。

正解なんて、どこにもないのに。ないものを探し続け、少し手をつけては辞め、また別のものに手をつけて、結局は辞めてしまう。

当時の僕は、「オリジナリティの追求」をテーマに行動していました。
「人と違うことを」「非凡でありたい」が口癖で、やることなすこと全てが中途半端。人があまり経験しないようなしくじりの連鎖に巻き込まれることも多々ありました。
そう考えると、非凡な経験をしていた当時の僕は、自分の望み通りだったと言えるのかもしれませんが…(笑)。

今振り返ってみると、当時の僕が何故しくじりまくっていたのかは、容易に理解できます。それは、

いきなり自己流でやろうとしていたから。

やったことのないことを、先輩や先駆者の意見も話半分に聞いて、やりたいようにやる。そんなだから事故になりやすく、もちろん成果に再現性はない。
「手段が悪い」とか「そもそも案件が悪い」と他責し続けていました。

2021年、現在。東京に来てから新しく始めた仕事は、未だに続いています。
紆余曲折ありながら、丸5年。過去最長の勤続年数です(笑)。

その間、いくつかの事業をゼロイチで立ち上げてきました。当然、初めてやることも多く、その度に戸惑いもありました。
例えば、起業コンサルティング事業。初めてのコンサルティングは、とにかく手探りの毎日でした。
しかし、誰かがしたことのあることは、それを真似ていけば自分にもできるもの。続ける内にやがて型ができ、成果に再現性が出てくるようになりました。
そして、それが当たり前になってきた頃、他者との共同でプロダクト構築をしたり、マーケティング体制構築をしたりと、これまでやったことのないことにどんどん挑戦できるようになってきました。
もちろん、全てがうまくいっているわけではないですが、新たなことも繰り返す内に…

頑張らなくてもできるレベル

まで持っていくことが増えてきていて、少しずつ…

ゼロイチのレベルがどんどん上がっていく

と、体感することが増えていきています。
この違いは、どうやって生まれたのか?実際に経験を積んできた僕だからこその見解やゼロイチタスクの実践スキルについてお話していきますね。

ゼロイチタスクは、山登りのイメージで。

新たなこと(ゼロイチタスク)を始める時は、下記のように山登りをイメージするのがおすすめです。

  1. ルート検索
  2. 足跡残し
  3. 山道整備

このような手順を踏まず、自分勝手にやり始めれば、遭難もしくは途中で頓挫してしまうことは、火を見るよりも明らかです。
まずは、登る山のルートを探る。前人未踏の山ならばいざ知らず、僕らが踏破したい山であるゼロイチタスクは、ほとんどの場合、先人が道を示してくれているものです。

ゼロイチタスクの手順は、探せば出てくるものばかり。

まずはそこから、ルート検索の手法から順に、ゼロイチタスクという山の登り方を一緒に学んで行きましょう。

ゼロイチタスクの手順① ルート検索

ここでは、「初めてブログを書いてみる」場合を例に、お話していきましょう。

いきなり書こうと思っても、なかなかイメージは湧かないですよね。そんな時は、「ブログ_書き方」と、調べてみましょう。
実際の検索結果は、以下の通りです。

一番上に表示された記事を開いてみましょう。

ご覧の通り、ブログを書く手順が載っていますよね?
書き出してみると、こんな感じ。

⑴ ブログを書く前のポイント
◻︎ 書く記事のターゲットを決める
◻︎ 書く記事で達成する目標を決める
◻︎ ニーズをとらえキーワードを選ぶ
※ 読み飛ばしOK
◻︎ キーワードを含めた記事タイトルを選ぶ
※ 読み飛ばしOK
◻︎ 構成を決める
※ 構成は『結論⇒理由』の順番がおすすめ
⑵ ブログ本文の書き方ポイント:
◻︎ リード文は最後に書き直す
◻︎ 簡潔に書く
◻︎ 難しい表現は使わない
◻︎ 見出し・本文にもキーワードを含める
※ 読み飛ばしOK
◻︎ ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫する
◻︎ 語尾を『です/ます』調で統一する
◻︎ 他にもたくさんある書き方のコツ
⑶ ブログ本文を書き終えた後にやること:
◻︎ 一晩寝かして読み返す

いかがですか?これを要約すると…

  1. ターゲットを決める
  2. 記事タイトルを決める
  3. 構成を決める
  4. 本文を書く
  5. リード文を書き直す
  6. 一晩寝かして読み返す

「この6つのプロセスでブログは書けまっせ!」と言ってくれているようなものです。まずはその通りにやってみましょう、素直に。
すると、進めていくうちに、「あれ?構成はどうやって決めればいいんだろう」といった新たな課題が出てくると思います。
その時には、またルート検索をした時と同じように調べてみればいいんです。
ここで大事なのは、以下の流れをしっかりと頭に入れておくことです。

理解→分解→再構築

聞いたことがある方もいるはず!みんな大好き(?)『鋼の錬金術師』の中に出てくる、錬金術のフレームワークです。
検索してそれで終わるという人が多いのですが、理解したらまずは…

自分の言葉で書き出す

これをやってみてほしいです。
検索結果の記事通りの手順、つまり他人のやり方でやるのは意外とストレスで、結構面倒くさいものです。なので、まずは…

  1. 理解:検索して読んで理解してみる
  2. 分解:自分の言葉で書き出し、構造分解してみる
  3. 再構築:自分のやりやすい手順に再構築する

上記の流れで進めてみましょう。
ルート検索で一番重要な行程は、「分解」です。要は、アウトプットですね。
詳しくは「徹底的にパクリ進化させるアウトプットの手順」を復習してみてください。
とにかく、インプットとアウトプットを繰り返しながら、ルート検索とルート繋ぎをしていく感覚で、ゼロイチタスクにのぞむことが、おすすめです。
慣れてくると、「できないことなんて、ないんじゃないか?」というような感覚に陥り、どんな山でも登れる自信が湧いてきます。
なぜなら、ルートは世界中に既に「在る」んですから。大人になって良いことの一つ。それは、カンニングし放題であるということ。
学校のテストのように、ルートを頭の中に事前にたたきこんでおく必要は全くないんです。その都度調べて繋ぎ、どんどん道を拓いてゆきましょう。

ルート検索の手段と評価:

◻︎ SNS:速度◯、量△、質△
⇒ 発信者による。ウェブや本で興味を持った著者はフォローするのがおすすめ
◻︎ ウェブ:速度◉、量◯、質◯
⇒ 記事による。広告より下のSEO高順位記事は良記事が割と多め
◻︎ 本:速度△、量◯、質◉
⇒ 著者による。ウェブで得た知識を深めたい時のルート検索にうってつけ
※ お気に入りの著者がいる場合、SNSフォローをして、情報収集を自動化するのがおすすめ
◻︎ 無料セミナー:速度△、量◯、質◯
⇒ 好きな著者のセミナーでより深く学んでみたいときにおすすめのやり方
◻︎ 有料セミナー:速度×、量◉、質:◉
⇒ 高ければ高いほど、優位性の高いルート検索が可能。しかし、教育者でなく、実践者の有料セミナーの方がおすすめ。総論を学ぶなら、教育者のセミナーもあり。

ゼロイチタスクの手順② 足跡残し

手順①のルート検索をし、ゼロイチタスクができるようになってきたら、僕が口酸っぱく言っている「足跡残し」がおすすめです。
あなたも思い当たる節があるかもしれませんが、「前できたことが、今はできない」ということがありませんか?
この理由は、できていた時の足跡を残せていないから。

この足跡とは何かと言うと…

「手順の書き出しと時間計測」

のことです。
設定と設計とは」にも記載のある通り、手順の書き出しと時間計測があることで、2回目以降の行動難易度がぐっと下がるんです。
ゼロイチタスクのハードルが高いのは、どんな手順でどのぐらいの時間がかかるか不明だからゆえ。
要は、ルートと所要時間が不明なんですよね。
例えば、前述のブログを書くという行動も、以下のように足跡が残っていたら、いかがでしょうか?

⑴ ターゲットを決める(5分)
⑵ 記事タイトルを決める(10分)
⑶ 構成を決める(10分)
◻︎ ノートに手書きで書き出し
◻︎ Googleドキュメントに転記
⇒ 移動中でも記入できる環境整備を
⑷ 本文を書く(50分、目安:3,000文字)
◻︎ 移動中に書き出してみる
◻︎ 開くたびに上から見返す
◻︎ 1ブロックずつ順番に書く
一気に書こうとしないこと
好きなJ−HIPHOPながらだと捗る
⑸ リード文を書き直す(10分)
⑹ 一晩寝かして読み返す(15分)

2回目以降の難易度はかなり下がると思いませんか?
2回目以降に直面した課題は、

ルート検索→足跡残し

上記の手順を踏むことで、どんどん登りやすい道ができていきます。
大事なことは、まずは自分のために、歩きやすい足跡を残すこと。これは結果的には、他人の役にも立ちます。そんなお話を、次の項目でお話していきますね。

ゼロイチタスクの手順③ 山道整備

ルート検索、足跡残しができてきたら、後は「山道整備」です。
具体的な言葉で言えば…

・ルーティン化
・マニュアル化

のことですね。
ルーティンのことは、「ルーティンタスク実践スキル」を参考にしていただくとして…

マニュアル化で大事なことは、他者に託す前提で整備すること。

要は、ゼロイチタスクをしたことのない人が、そのマニュアルを初めて見た時に「うわ、めっちゃ簡単そう!」と思えるレベルにまで、マニュアルをわかりやすく作ること。
そのためには…

小学生でもわかるシンプルな言葉と手順を残す

これを意識してみてください。

ちなみに、小学生でもわかるマニュアルになっているかどうかを確かめるには、不完全でもいいので、マニュアルを作ったら他者と一緒にマニュアルを見ながらやってみることをおすすめします。
環境整備をしきってから託すのでなく、一緒に整備していくことが最善です。その結果、整備された道だけでなく、一緒に進んでくれる仲間も得ることができるはずです。
少し、くさいことを言います(笑)。

自分ごとを、どれだけ「自分たちごと」にできるか?

これを意識しましょう。そうすれば、山を共に開拓していく仲間もできる。
そんな素敵な行動こそ、ゼロイチタスクの意義と言えるのかもしれません。

一つの山を登頂したら、次なる山へ。

ゼロイチタスクという山登りにおいて、ルート検索、足跡残し、山道整備とやってきて、とうとう「頑張らなくてもできること化」できて、登頂することができました!
しかし、ここで終わりではありません。

前述のブログを書く例で言えば、無意識的にブログを書けるようになってくれば、次は「収益化」という、目指すべき山があることでしょう。
収益化が無意識化できはじめたら、「組織化」や「収益メディア構築コンサル事業化」などの山も目指していくことになるかもしれません。
当然、それらの山にもルートは既にあります。
「別の山を目指すにしても、そんな時間はない」と思うかもしれませんが、一旦振り返ってみてほしいんです。

本当に、それを人に任せる前提でマニュアル化できているかを。

少し厳しいことを自戒の念を込めて言うならば、自分しかできないのは、マニュアルの抽象度が高いからです。
「いつかは自分の会社を持って、大きくしてみたい!」といった夢や目標があるのであれば、あなたが次なる山を見ようとしないで、他の誰が見出せるのでしょう?
少なくとも僕は、「今やっていることのその先を見てみたい!」という強い願望があります。

この記事だって、初めは書き方さえ分からなかったですし、どうメディア化していき、どう発信すれば良いかも検討がつきませんでした。
しかし、一つ一つ丁寧に踏破してきた結果、こうしてあなたの目に触れるかたちになり、マネタイズまでできるようになってきています。
この先ももちろん、大きな山があると思っていますが、必ず僕はその山を上り詰めます。あなたもゼロイチタスクを無意識化しつつ、共に次なる山を踏破できることを、楽しみにしていますね。

ゼロイチタスクのその先に、あなたの使命が見えてくる。

突然ですが、あなたは「道」の語源をご存知ですか?

笠をかぶった自分が、天命・使命に向かって、険しい山道を登り続ける

という語源があるそうでが、スピリチュアルなことを言うつもりはありません。しかし、「氏名は使命」と言われるように、僕らが生きている意味や成し遂げるべきことは、絶対にあると思うんです。
でも、その使命は…

登り続けたその先に見えてくるもの

ではないかなと思います。

『超反省』という手段を、冗談抜きで「PCでいうところのOS」にしたいと企んでいます。
その結果として、2017年以降変わらず抱いている、

「らしく輝き続けられる文明を創る」

というビジョンを実現しようと、心に決めています。
特に、この「らしく」にはこだわっています。らしくとは、「森羅万象の出来事を、自分にとってのベストと捉え、自然体で生きる」こと。

今、どんなことをしていても良いんです。どんな問題に直面していようと、それはきっと、自分にとっての新たな山への道しるべにしかならないから。
どんなことであれ、まずは日々の振り返りとして書き出してみること。そして、そこから、行動パターン、構造的問題、思い込み、まとめを経て、最終的に行動へと繋げてゆく。
その行動は、大きく分けて2つ。

「既存の道の整備」= ルーティン、マニュアルなどの行動環境整備

になるか、

「新たな山登りを始める」= ゼロイチタスクへのチャレンジ

これしかないと、僕は思っています。
既存の道を整備しつつ、1日に1、2個のゼロイチタスクに着手する。
そしてまた、そのゼロイチタスクも、頑張らなくてもできることに。そのうち、他の人にやってもらえるように。これまで他人に流されることの多かったあなたも、自分で舵をとる感覚をつかんでいくことでしょう。

使命は、ゼロイチタスクの先にあり。

騙されたと思って、ゼロイチタスクに着手してみてください。それがあなたにとって、自分らしい人生を歩んでいくための山登りとなりますように。

流される人生から、舵とる人生へ。

それではまた、山のどこかでお会いできることを楽しみにしています。

タスクマネジメントの手法

チョッキさん
チョッキさん

『超反省』をしつつ、タスク管理をする方法をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

ご機嫌に過ごせる人生を、今この瞬間から始める。

「今は忙しい」「それは難しいから、無理」「それはやっても無駄」
これは、以前の僕の口癖です。

いつも何となく忙しい状態が続き、何となくやったつもりになって…。
それなのに、全く積み上がらない。そんな日々が続き、やがて僕の人生は、混迷を極めていきました。
目の前のことでいっぱいいっぱいで、新たなことに着手する余裕もなく、何となく頑張っているつもりのまま20代を終えた頃。誰かと会話するネタは豊富に持っていたので、一見するとそんな風には思われていなかったようですが、自分が仕事としてできることは、ほとんど積み上がっていませんでした。

でも、見る人が見ればわかるもので、人を見る目がある人から見ると、その頃の僕は「残念なイケメン」だったそうです(笑)。
これを聞いた時はすごくショックでしたが、冷静に考えると図星だったのは、ここだけの話です。

そんな僕ですが、イケメンは置いておいても、今は割と残念ではなくなってきている気がします(笑)。
理由としては、

頑張らずにできることが増えてきているから。

以前よりも圧倒的に行動力が上がり、できることも格段に増えたのですが、要は、あの頃には一切なかった余裕が生まれてきているんです。

なぜかと言うと、毎回全力で頑張るのでなく、仕事もプライベートもルーティン化できることが多くなり、行動をするための難易度が極めて低くなってきているからです。
全行動の目安としては、8割ぐらいがルーティンになっている感覚があります。ルーティンタスクにまとめ、マニュアル化しているので…

  • 行動の手順がわかる
  • かかる時間の見立てもわかる
  • リストの上から順にやるだけ

こんな風に、無駄に頑張ることなく、心地よい生活の再現性をどんどん高めることができています。
そして、一日のうちの2割程度、時間の目安としては60〜120分ほどは、初めてやることや割と重めなタスクを入れています。
そのタスクもまた時間計測をして、手順を書き出して、必要であればルーティン化していくので、2回目以降の行動ハードルは極めて低くなっていきます。

頑張るのは、最初の1回目だけ

この考えが徹底できているので、少ない時間でより多くのことをできるようになってきました。少ない時間でより多くのことをクリアできるので、新しいことにもどんどんチャレンジでき、自分で人生の舵をとる感覚を実感することができています。どうやってこのような状態にまでしてきたのか、タスクマネジメントの手法について、具体的にご紹介していきます。あなたの毎日の過ごし方の参考になれば幸いです。

いつかは誰でも不調に。だからこそルーティンタスクを。

そもそも、今はできていて過去に出来なかった理由をひと言で言うと、毎回頑張っていたからだと思います。

以前は、何をやるにしても毎回ゼロイチで考えて、気合を入れて全力で頑張っていました。マニュアルを作ったり、ウェブを参考にしたりというアイデアもなかったので、やることがどんどん増えていって…。
仮にその行動がうまくいったとしても、その時だけ。時間計測も手順書き出しもしていないので、再現性ゼロだからです。
結果、できる時もあればできない時もあるという感じに。
最終的には、自分で「やりたい」「やろう」と始めたことなのに、「やらなくてはならない」と、行動が億劫になってしまい、さまざまな行動のハードルが極めて高くなってしまいました。
そのうち、考えること自体をやめ、行動することをやめてしまう。そんな状況に陥った僕は27歳の時、心の病になってしまいました。

どうすれば、このような状況にならなくて済んだのか?
ひと言で言うと、「登りやすい階段を作っておくこと」と言えるかなと思います。具体的に言えば、仕事とプライベート共に一本化した

ルーティンを作る

ということ。
「朝起きたら◯◯をする」とか、あなたもなんとなく、朝のルーティンは決まっているんじゃないでしょうか?

  • 目を覚ます
  • 顔を洗い、うがいする
  • 水を一杯飲む
  • トイレに行く
  • 好きな音楽をかける

こんな風にやることはだいたい決まっているはずですが、タスクとして「見える化」していない場合が多い。
そのため、少しでも調子が悪くなるとルーティンが崩れてしまう。誰でも経験があるはずです。これは、見える化していないため、行動するたびに思い出さなければならず、調子が悪い時は思い出すことができない場合があるからです。
僕の場合は、頭にモヤがかかったようになって思考停止してしまう傾向がありました。だから今は、あらかじめ

いつかは調子が悪くなるという前提で考える

ようにしておき、いちいち思い出さなくてもできる行動を言語化するようにしています。
最低限これだけはやることができれば、ご機嫌に1日を過ごすことができるという行動の集合体。これを僕は、「ルーティンタスク」と呼んでいます。
例えるならば、階段を登りやすいようにコツコツ積み上げておく感覚です。最低限の行動は調子の好不調に関わらずにできるように
今でこそこんな風に言っていますが、以前の僕はルーティンというものに対して嫌悪感を抱いていました。時間ごとに何をやるのかが決まっているなんて、まるで学校の時みたいにがんじがらめで嫌だ」と。
もしかしたらあなたも、そんな風に考えていませんか?

しかし、数多くの書籍を読むうちに…

多くの成功者がルーティンを大切にしている

という事実を知りました。それはなぜなのか?
成功者たちは時間をしばるわけではなく…

時間を増やすために、ルーティン化する

という理解をしています。

ご機嫌な1日の再現性を高める。これぞ、ルーティン。

なぜ時間が増えるのか?それは、いちいち考えなくてもできることが増えるからです。
すると、結果的に時間は増えます。
そして何より、心地よい1日の再現性が上がるから、日々のパフォーマンスを高く保つことができるんだと。そうすれば、自然とやりたいことにフォーカスできる時間が増えます。

「起きたら◯◯をすると気分が良い」「朝、本を読むとモチベーションが上がる」「寝る前に瞑想すると睡眠効率が上がる」など、「これをすれば、1日をご機嫌に過ごせる」というような行動がなんとなくわかっている人は多いものの、思いつきでしている人が多い印象でこれらの行動を…

無意識で行い、生活の一部にしてしまう

という風に考えている人は、あまり多くはありません。だからこそあなたは、あらかじめ決めておきましょう、心地よい1日の過ごし方を。
時間ごとにやることを決めて、やることに追われるのでなく、時間が空いたら、あらかじめ決めておいた心地よい生活を、また始めればいいんです。
ちなみに僕の場合は、突発的に空いた時間を『超反省』を通じて日々の振り返りに使っています。僕は『超反省』を全ての行動に繋がる源泉のように捉えているので、楽しみでしかないんです。

話は少し逸れましたが、ルーティンは人生を堅苦しくつまらなくするものでは決してなく、ご機嫌に過ごすための必須アイテムなんです。
これがあるからこそ、頑張らずにできることがどんどん増えていく。そんな感覚を得られるようになってくると、行動は止まらなくなります。

初めてタスクもルーティン化。その秘訣は、先人にあり。

ルーティンタスク化することで、2回目以降の行動が楽になるということをお話ししてきましたが、初めてやるようなゼロイチタスクはどうすればいいのか?
ここでは、僕の場合についてお話しします。

僕の場合、ゼロイチタスクの実施手順を決めました。

  1. 調べる
  2. やってみる
  3. 時間計測する
  4. 手順を書き出す

以上です。この流れ、どこかで見たことがありませんか?
そうです。「行動の質を上げるには」の記事で言っていたことと同じです。
繰り返しにはなりますが、僕らにとっては初めてやることであっても、ほとんどの行動は…

先人によって既に経験されているもの。

行動を起こす前に1時間も2時間も頭の中で悩むくらいなら、不完全でもいいのでまずは5分ほどで手順を調べ、実際に行動してみて、その手順をかかった時間と共に書き出しておく。
すると2回目以降、その行動に着手する際のハードルはかなり下がります。

そもそも初めての行動のハードルが高いと感じるのは、かかる時間と手順がわからないからです。
それなら、かかる時間と手順を明らかにすればよい。シンプルな話ですが、意外にできている人は多くないものです。
ゼロイチで取り組むことが1日1つずつでも型化することができたら、いかがでしょう?1年後と言わずに数ヶ月後には、頑張らずにできることが増えていると思いませんか?
安心してください。これを読んでいるあなたになら必ずできるはずですから。

例えば、僕がこの記事を書くこともそうですが、新たな取り組みを継続的にやるためには、ゼロイチタスクもルーティン化することが大切です。

例えば、本記事含めて、記事を作成するときの手順は、知識・経験を経た結果、以下のようにまとめています。

● コンテンツ作成プロセス:
 基本ルール:TTPS 
⑴ 参考にするコンテンツ選定@スマホ〔目安:5min〕
⑵ 参考にするコンテンツ項目出し@ノート〔目安:10min〕
⑶ 作成予定コンテンツの項目に変換 @ノート〔目安:10min〕
※『イラストのラフ案作成』も踏まえてやると効率良い
↑ 関連用語検索をしつつ作成すると、ヒント満載
⑷ ドキュメントにコンテンツ項目転記@ドキュメント〔目安:5min〕
※ 直近のドキュメントをコピペして作成する
⑸ ライティング開始〔目安:60min〕
◻︎ 好きな音楽をかける
◻︎ 該当ドキュメントを開く
◻︎ スマホで参考にするLPを表示する
◻︎ TTPS思考で順次、テキスト作成
⑹ 完成し次第、コンテンツリサイクルの計画をマインドマップへ転記&実践〔目安:5min〕
基準:既存客が、サポートメンバーの稼働0秒で自律成長できる環境整備を
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留意事項
 運動直後、対面予定前1.5h以内は集中力が欠けるので注意
⇒ 対面予定前2h以上空ける × 運動直後じゃない状況で一気に書ける傾向あり!!
⇒ なるべく頭が空っぽの『午前、午後イチ』がコンテンツ作成のおすすめ時間帯!!
 合計作成時間を測っておき、それを『1/10の時間』できるには?を常に考える
⇒ コンテンツ作成プロセスに〔〕付けでかかった時間を記載する!!
 完璧を目指さずに、3割→6割完成を鉄則に
⇒ 一気に書いても、部分部分で書いても良し。何回も『推敲』しつつ形にする!!
⇒ マイルストーンの週次打ち合わせまでに、不完の完で、とにかく形にする!!

このような手順があるからこそ、大体90分前後あれば1記事完成するという見立てが立てられるようになります
そして、これを毎週2記事作成すると決めているので、合計180分を確保すれば良いことがわかります。
一気に書けないことは経験則でわかっているので、⑴から順番に時間計測しつつ、小分けにして規定の時間でやっていきます。ちなみに、毎日14時から20時までをタスク時間として天引きしているので、「何曜日の何時からやれば、期限の水曜中に完成する」と見積もることができます。
やること、やる手順、かかる時間もある程度わかっているので、それを一旦ルーティン化している感じです。こうして、ゼロイチタスクも、どんどん頑張らなくてもできることにしていきます。
すると、当たり前レベルでできることは、飛躍的に上がっていく。この感覚を実感できるはずです。

ご機嫌に過ごせる人生を、今この瞬間から始める。

ゼロイチタスクのハードルを下げることができ、頑張らなくてもできることが増えることはわかった。けれど、「1日は24時間と決まっている。タスクが増え続けたらパンクするのでは」そんな風に思ったのではないでしょうか?

そこであなたにご提案です。それらのタスクを…

他人に任せる

ことを、ぜひ検討してみてください。
「それって経営者やお金持ちの人だけの話でしょ?」とか言わることがありますが、そんなことはありません。
例えば、引っ越し前の大掃除をする場合、自分でやろうとすればかなり時間かかると思います。どこから手をつければ正解なのかもわからないですし、かかる時間も不明瞭。
そんな時は、プロに任せちゃうのもありです。そうして自分は、空いた時間で仕事をするも良し。趣味のことをするも良し。
いずれにせよ、冒頭でもお伝えした「より少ない時間で、より多くのことを」実現するために僕らに与えられた時間は、一人あたり1日24時間しかありません。
この限られた時間をどうやって過ごすかを、仕事、プライベート共に、ある程度流れを決めておき、マニュアル化しておく。すると、人に任せる時もマニュアルをもとにお願いできます。
他人にタスクを任せながら、自分にしかできないことに集中できるようにしていく。
そのためのおすすめのタスクの割合は…

ルーティン:ゼロイチ=8:2

だと、僕は考えています。
加えて、ゼロイチタスクもルーティン化していき、常に人に任せられないかを検討していく。いつ人に任せても問題ないように、時間計測と手順書き出しは欠かさずに。
そうして、頑張らなくてもできることを無限に増やしていく。自分で、自分自身の人生を、コントロールできるようになる。全てを自分でやる、という前提から抜け出す。これは、タスクマネジメントにおいて極めて大事な考え方です。

「任せる人がいない」「依頼するためのお金をかけられない」そんなあなたは、IT・システム化で自動化する、ということを考えてもいいかもしれません。
経営でもよく言われることですが、自動化やシステム化の流れは常に…

  1. やってみる
  2. IT・システムで自動化
  3. 他人に任せる

上記の3つです。あなたが知らないだけで、便利なITツールは今や無限と言ってもいいほどに多数、存在します。
ただし、他人に任せるにせよ、IT・システム化するにせよ、どのみち手順を言語化することは必要になります。
ここでお伝えしたいこととしては、「無機質になれ」と言っているわけではありません。
タスクマネジメントのゴールは…

ご機嫌で過ごせる毎日を、意図的・計画的に創り上げること。

そのために活用できるものがあるのなら、検討する価値があるのでは?と思うんです。

僕らの人生は、毎秒、毎秒、終わりに近づいています。残りの一生を…

日々やることに追われ、他人に流され、忙しない人生にしたいか?

それとも、

やりたいことを着々と実現でき、自分で舵とりする充実した人生にしたいか?

あなたが後者を選ぶなら、本記事を繰り返し読みつつ、とにかく徹底実践してみてください。不明点があれば、サポートメンバーにでも、チャットでもご質問OKです。
あなたのご機嫌な毎日の過ごし方が決まるまで、とことんお付き合いします!

メンタルクリアの手法

チョッキさん
チョッキさん

『超反省』をしつつ、心のもやもやを解消するには?あなたの毎日に生かせるメンタルクリアの手法をご紹介します。

心のもやもやは、更なる成長の兆し。

何をやっても、心のもやもやが晴れない。僕の20代は、常にそんな感じだったように思います。

もやもやをなんとか解消したくて、お酒、異性、仕事など今、思えば刹那的なことをたくさん試しましたが、どれもダメでした。むしろ、もやもやは強まるばかりだったんです。
結果的に27歳の僕はもやもやから抜け出すことができず、心を病んでしまいました。

今でも正直に言うと、もやもやはあります。
ただし、そのもやもやをそのままにしないというところが、20代の頃の僕とは大きく異なるところ。
むしろ今は…

もやもやは、更なる成長の入り口

くらいの感覚で捉えているので、もやもやすることがあったとしても「これは、着実に進めている証拠なんだ」と前向きに捉えることができています。
晴れない心のもやもやは、新たなる可能性の兆し!本日は、そんなお話をさせていただきます。

弱いからこそ、可能性がある。

そもそも僕は、小さい頃から圧倒的に「メンタル弱者」だったと思います。
ここだけの話、中学時代は「周りの人は自分の悪口を言っているんじゃないか?」と常に疑心暗鬼で、根は心底ネガティブなんです。
その影響もあり、20代は仕事が全く長続きしませんでした。何か失敗をすると、連鎖的に嫌な記憶を想起してしまい、勝手に自滅。そして、辞めてしまう。
これがいつもの僕のパターンでした。今、振り返ってみると、この時の自分は、「それができない、それを知らない、自分が悪い」と、勝手に自分を責めてしまっていた気がします。
知らない、できない、自分という他人のような存在のせいにしてしまっていたんですよね。要するに僕は、自分のことをどこか他人のように感じていて、自分ごとに全くできていなかった。だから改善しないし、同じ失敗を繰り返してしまう。

そんな僕も、今は変わりました。何が変わってきたか?
それは、知らないこともできないことも、丸ごと自分ごとにできていることです。
なぜこうなれたかと言うと、「どんなことも丸ごと自分ごとにする方が人生レベルで圧倒的に得だ」と気づけたことが大きいと思います。
30代に入り、自分の知らないことやできないことの多さと向き合わざるを得ないタイミングが多く、最初は落ち込みましたが、自分の弱さと向き合い、自分を変えると決意しました。
そうして、少しずつ悩んだ時の思考と行動を変える過程で確信しました。それは…

弱さは恥でなく、ポテンシャルの塊

であるということ。
ここからは、悩みや弱さを自分のチャンスに変えていくやり方を具体的にご紹介します。悩んだ時の拠りどころにしていただければ幸いです。

自分の感情と向き合う。全てはそこからスタートする。

20代の頃の僕は、「できない自分、知らない自分、そんなの無価値だ」と思っていました。
その考え方のせいで、何をするにも失敗を恐れるばかり。やりたいことをやるというより、失敗しないために仕事をするといった、「手段が目的と化した働き方」をしてしまっていたんです。
その結果、誰のための仕事かがわからなくなり、働くことを辞めてしまいました。
少なくとも僕は、壁に当たった時に自己責任から始めるのは向いてなかったのだと思います。いつの間にか、自分という誰かのせいにしてしまっていたんでしょうね。

それではどうすれば良かったのか、ヒントになったのは、漫画や映画が大ヒットした『デスノート』です。

『デスノート』はあなたもご存知かも知れませんが、この世から消し去りたい人の名前と死因を特別なノートに記載すると、それが実現される。というストーリーですが、それと似た感じの流れです。
誰に対して、どんな感情を抱いたのか?これを嘘偽りなく、感じたままにノートに書き殴る。
これがすごく、ストレス解消につながるんです。実際、数多くのメンタルクリア系の書籍でもこのやり方は紹介されています。
自分の感情をわかってあげられるのは自分だけ。もちろん、これを書くだけでは何も解決しませんが、まずは自分の感情と素直に向き合い、落ち着かせないと、その後の行動に繋がらないんです。
感情を吐き出して、そこから行動改善していきましょう。

まずは、自分の感情に寄り添うこと。

これってすごく大切なことなのに、後回しにしがちです。
まずは自分の感情と向き合い、自分を救ってあげる。その先どうすれば行動改善につながるのか。メンタルクリアの手法について、ここから詳しくお話させてもらいますね。

メンタルクリアの手法 ステップ①他責言葉を書き殴る

「他責は悪」みたいな風潮って、ありますよね。人に直接言うと、ほぼ確実に問題が生じることは言わなくてもおわかりかと思いますが、思ってしまったことは仕方がないんです。
だからこそ…

まずはありのままの感情を書き殴る。

これが、一つ目のステップです。
たとえば仕事で上司に理不尽に叱られたとします。そんな時は、

「◯◯課長、てめえが仕事できてないのに、人に偉そうに指図すんじゃねえ!」

というように、自由に感情を書き殴ってみてください。
思ってしまったことに蓋をしたまま、結局何にムカついているのかもわからない状態が続いていつしか爆発してしまう。そのほうが大問題です。
そうならないために、定期的にガス抜きするように、他責言葉を書き殴ることをおすすめしています。
ただし、これで終わっては意味がありません。一時的にスッキリしたとしても、同じ状態に陥った時に、もやもや状態に戻ってしまいます。
他責言葉を書き殴る。これができたあなたは、次のステップに進みましょう。

メンタルクリアの手法 ステップ②チャンス変換

そもそも、心がもやもやするのは、「この状況はピンチだ!」と思っているから。
もやもやするときのプロセスは、大抵の場合…

  1. ピンチだと思う
  2. 思考停止する
  3. 行動停止する
  4. 何も変わらない

こんな感じだと思います。あなたもあてはまることは、ありませんか?
ですが、冷静になって振り返ってみると、当時はピンチだと思っていたことも「もしかしたら、あれはチャンスだったかもしれない」と思うことが、多々あるんです。
たとえば僕の例で言うと、27歳の時に心の病になっていなかったら、あのまま惰性で何となく会社員生活を送っていたと思います。
今思えば、あの時のことは…

ピンチではなく、独立のチャンスだった

とも言えるわけです。あくまで後付けにはなってしまいますが、「後付けすれば、どうせピンチはチャンスになるんだ」という感覚は、とても大切です。
何故なら…

全ての出来事は、どうせチャンスにしかならない

と、主体的に解釈を変更できるからです。
物事は「ピンチだ」と思えばピンチになるし、「チャンスだ」と思えばチャンスになる。だからこそ前述の他責言葉で書き出したことを、「あえてチャンスだとしたら?」という視点で捉え直してみてほしいんです。
例えば、先程の

「◯◯課長、てめえが仕事できてないのに、人に偉そうに指図すんじゃねえ!」

という他責言葉ですが、チャンス変換すると、

「仕事ができない上司とうまく付き合うための知識を得るチャンス!」

このように捉え直すこともできますよね。さらには…

  • 上司をうまく転がす、人たらしの知識を得るチャンス
  • 上司を反面教師にして、圧倒的成長を遂げるチャンス

というように、解釈変換は無限にすることができます。
他責のままでなく、主体的に自分のチャンスに捉え直す。これだけで、同じ出来事が起こった時の「ま、いっか。どうせ成長の糧にしかならんし」というような、余裕が生まれてきます。

メンタルクリアの手法 ステップ③無知の知

ステップ①の他責言葉、ステップ②のチャンス変換。行動改善するためには、これではまだ足りません。
何故なら、肝心かなめの行動が変わってないからです。
そもそも、もやもやする原因は、道が見えないから。進むべき道が見えないことで、気持ち的に、「前に進みたくない」と思ってしまうことが原因であることが多いです。
だからこそ、責言葉とチャンス変換をすることで、「よし!前に進むか」と、決意決断してもらうプロセスを入れています。
そんな気持ちになってきたら、あとは…

具体的な道を知る

これだけです。「『超反省サロン』の具体的な使い方」でもお話しているように、

全ての問題は無知から生じる

ということを思い出してください。
例えば、先程の

  • 仕事ができない上司とうまく付き合う知識を得るチャンス
  • 上司をうまく転がす、人たらしの知識を得るチャンス
  • 上司を反面教師にして、圧倒的成長を遂げるチャンス

というチャンス変換を、タスクへと変換すると、今のあなたにとって足りない知識は…

  • できない上司を転がす為のYouTube動画を見る
  • 人たらしの技術的なYouTube動画を見る
  • 詳しく得たい知識はYouTubeだけでなく、本も読んでみる
  • 動画視聴メモ、読書メモを作成してみる
    ⇒ 自分の行動軸、業務マニュアルに対応行動を入れる
    ⇒ 毎日研鑽が必要な行動は、ルーティンに入れ込む…
  • こんな風にすることで、得ることができます。
    知識、経験、意識、無意識を経て、僕がこれまで何度も言っています

    頑張らなくてもできることにする

    これを、実践していけばいい。
    最終的には何か嫌なことがあっても、不安な気持ちになっても、知らないことを経験できる体験に、感謝すら覚えるようになってきます。

    もやもやが未来を切り拓く。「変わりたい」と思った今が、実践時。

    ここまで読んで、いかがでしたか?あなたはもやもやすることに対して、これぐらい具体的に向き合ったことはありましたか?
    たったの3ステップですが、要するに…

    出来事を好機に、自らを変える

    という『超反省サロン』独自のメンタルクリアの手法になります。
    一度やってみると、きっとスッキリされると思います。ですが、またしばらくしたら新たなもやもやは、必ずやってきます。
    大事なことは、同じような出来事にもやもやしていないかどうか、ということ。ちゃんと行動変容まで持っていけているのなら、

    新たなもやもやは増えるけれど、もやもやの内容はどんどん変わる

    こうなるはずです。
    僕たちは生きている限り、悩みも煩悩も尽きません。だからこそ、それらを好機に、自らの無知を知ることができる。
    そして、行動変容を通して自己変革をすることができます。そう考えると、もやもやも捨てたもんじゃないなと思えることも増えてくると確信しています。

    先ほどもお話しましたが、僕はずっと弱いことを恥だと思い、生きてきました。
    その結果、強がり、知ったかぶる、ハリボテの自分ができあがっていました。
    今になって思うこと。それは、弱いままの自分に甘んじてしまっていたんだと

    「そろそろ、こんな自分を変えたい!」
    「他人に流される人生から脱したい!」

    あなたがそう強く思ったタイミングで、この記事を参考にメンタルクリアを実践してみてください。

    弱いからこそ、無知に気づくことができます。弱いからこそ、自分を変えたいと思うことができます。流される人生から、舵とる人生へ。
    弱いからこそ弱いことを具体的に自覚して、知識、経験、意識、無意識を回していけば良いんです。再三言いますが、弱さは恥では決してありません。

    • 弱いからこそ、強くなれる
    • 弱いからこそ、寄り添える
    • 弱いからこそ、ネタが増える

    あなたも一緒に、弱さにレバレッジをかけて行けること、楽しみにしています。

    徹底的にパクリ進化させるアウトプットの手順

    チョッキさん
    チョッキさん

    『超反省』を実践しつつ、アウトプットをしていく手法についてお話ししていきます。日々の参考にしてみてください。

    頑張っている「風」な人と、着実に実績を積み上げる人の違い。

    たくさんの本を読んでいるし、セミナーも頻繁に行っている。メンターも何人かいるし、お金と時間には割と投資をしている方だ。
    それなのに、思ったような成果が出ない。そんな人、あなたの周りにいませんか?
    20代のチョッキはまさに、これでした。
    いつも何かを学んでいて、いつも忙しい。言うことは一丁前なわりに、成果が出ていない。
    あの頃、僕は…

    頑張っている「風」な人

    だったんだと思います。
    その結果、知り合いから「残念なイケメン」という不名誉なニックネームを拝命してしまうことになりました(笑)。

    その一方で、同じように本をよく読み、セミナーにもよく参加し、着実に実績を積み上げている方もいます。学んでいる対象自体は同じなのに、成果の違いは段違い。
    一体、何が違うのかと言うと…

    インプットは同じでも、アウトプットの量と質が段違い

    だったんです。
    学びをいかに、自分の活動に取り入れられるか。とにかくいち早く言語化して、デザイン化して、かたちにしていけるか。
    不完全さなんて気にすることなく、とにかく前へ進む。そんな違いがあったんです。

    頑張っている「風」だった時の僕は、「まずは学んでみてから」そんな悠長なスタンスでした。
    知識や情報をインプットしているものの、「後々何かに繋がるといいな」くらいの受け身姿勢でいました。そんなだから、何にも繋がらないのは当然のことです。
    言語化も可視化もできていないので、多くのお金と時間を投資した学びは、どこかに消えてしまい、ゼロからリスタートしなくてはならない。
    同じようにインプットをしていても、歴然たる差が生まれるのは、至極当然のことだったのかもしれません…。

    例えば、お腹いっぱいになるほど食べすぎた時に、どうなるかを想像してみてください。
    僕なら、横になって動くことができなくなってしまいます。
    それと同じで、アウトプットせずにただ膨大な量のインプットする「インプット過多」となっていた当時は、「お腹いっぱいで、しばらく何もできない」という状態になってしまっていました。
    そんな状態がしばらく続き、動き出すのは、せっかくお金と時間を投資した学びが「ゼロ化」されてから。
    今思えば「インプット過多」とは、せっかく食べたものを消化できないまま戻してしまう、そんな状況だったのかなと思います。
    ただし、当時の僕に「インプットしすぎは、アウトプットしないと意味ないで!」と言ったところで、聴く耳を持ったかは微妙なところです(笑)。
    なぜなら、アウトプットという言葉自体は知っていても、

    アウトプットのやり方は、いまいちわからない

    という状態でしたから。
    今ならわかる、そんなアウトプットのやり方を具体的にお話させてもらいます。
    「インプット過多」で頭がいっぱいの状態になっているあなたに、繰り返し読んで実践してもらえればと思います。

    アウトプットの真髄「Connecting The Dots」

    これは、かの有名なアップルの創業者であるスティーブ・ジョブズの名言です。アウトプットとは、まさにこの一言に集約されている気がします。

    点と点が線となり、線と線が面となる。

    これこそ、アウトプットの真髄ではないかと。
    しかし、これではイメージが湧かない人もいるはずなので、例えばのお話をしますね。
    例えば、恋愛において。
    すごく良いな、素敵だなと思っている相手がいるとして、あなたはその人と何とかして繋がりを持ちたいと思っています。
    どうしようか?なんと声をかけてみようか?
    悩みに悩んだ挙句、なんとか

    話しかける(点)

    ことに成功します。
    こうして何度か接点を持ち、ようやく連絡先を交換。交換できたらできたで、また悩みは出てくるもの。それでも「エイヤ!」と

    文章を書いて、やりとりをしてみる(線)

    とします。何度か往復するうちに、電話でも話すことができ、自然と互いに惹かれ合っていく。
    そしてあなたは頃合いを図って、

    それまでのやり取りを踏まえた手紙を書き(面)、

    その音声を録音し、(面)

    告白することに。思いをかたちにした結果、ようやくその思いが実を結び、ふたりは付き合うことになりました、とさ。

    お分かりいただけましたか?
    話しかけ、接点を持つ。LINEで関係性を深めて、伏線ができる。結果的に告白という行動を、後々残るモノと共に実践。まさにこれ、点・線・面の典型例です。

    多くの人が「アウトプットは苦手」だと思い込んでいるようですが、こうして考えると、知らず知らずのうちにできている人が多いです。
    これを特に自分が深めたいと思っている分野で応用できたら、最高ですよね?
    心配しなくても、大丈夫!あなたも一度は確実にしたことがあることのはず。
    思い出すような感覚で、本記事をご覧ください。学びを自分のものに落とし込むための第一歩とてもらえれば幸いです。

    アウトプットの手順① 話す(点)

    アウトプットの第一段階は、「話す」です。
    過去の僕もそうだったのですが、ほとんどの人は、インプットしたことを頭の中でまとめてから話そうとします。
    そもそも、「まとめてから話す」という行動のゴールも曖昧なので、結局話す機会はなくなってしまう。これが、過去の僕のいつものパターンでした。
    最近の僕はこの逆で、

    インプット後、即話す

    を徹底しています。アウトプットする相手は、一緒にインプットをした人、普段からお会いするお客さまなど、探そうと思えば、相手は無限にいるものです。
    大事なことは…

    話しながら、考えをまとめる

    という感覚です。これができると何が良いか?
    それは、文章でまとめる時により分かりやすくまとめられること。
    わかったつもりでもいざ人に話してみると、しどろもどろになって、理解が足りていない部分に気づくことができる。より分かりやすく伝えるための改善は、その場でできるんです。
    アウトプットしてみて相手がいまいちな反応を示したならその場でフィードバックをもらえばいい。
    それをメモしておき、後で書き出す際の追記事項にする。

    「話す」ことは、「書く」ための下準備である

    と考えてください。ここを経ることなく書かれた文章は、得てして他者視点が欠けていて、わかりづらくなってしまうもの。
    書く前に話す。不完全でもまずは話す。すると、かなり頭の中が整理されてくるはずです。

    アウトプットの手順② 書く(線)

    アウトプットの第二段階は、「書く」です。
    第一段階で誰かに話した内容ともらったフィードバックを踏まえ、まずは自分の言葉で書き出してみる。
    具体的には、以下のようなフォーマットがおすすめです。

    日付:インプット内容

    ⑴ 事実:
    ●●
    ↑ 自分が大事だと思うことを箇条書きで。他者からのフィードバックも踏まえ。できるだけ、短文かつ簡潔に

    ⑵ まとめ:

    ↑ 色々書いた事実を元に、今の自分の課題感や兆しを一言で。重要だと思う20%を自分の言葉で言語化し、インプットした内容が自分ごとであるという自覚を強めていきましょう

    ⑶ 行動:
    ① 知識:
    ② 経験:
    ③ 意識:
    ④ 無意識:
    ↑「 『超反省サロン』の具体的な使い方」に記載のある4項目で、これをやれば「進化成長できる!」と思う行動タスクを書き出します。おすすめは、即時タスクをやること。タスク実践の手法については、「タスクマネジメントの手法」を参照してください。

    これは、本、セミナー、アポイントなど数多くのインプットに応用が効くフォーマットですが…

    インプットしたことを自分の行動に落とし込む

    ことが大切です。
    インプットしたことがそのままになってしまう一番の理由は、他人事のままだから。学んだことは必ず自分ごとに落とし込む。これだけで、学んだことを自分のものにするという感覚が身に付くはずです。
    以下に、僕が実際に書き出したアウトプットメモのサンプル画像を添付します。あなたもぜひ参考にして、どんどん書いて、どんどん行動に転化してみてください。

    アウトプットの手順③ 行動し、形に残す(面)

    アウトプットの手順の第三段階は、「行動し、形に残す」です。
    特に大事なのは、

    形に残すこと。

    ここまで読んでいただき、「文章は残る」ということはおわかりいただけると思いますが、ここからが大切なポイント!
    書き出した最後の項目は、「行動」です。なので、まずは書き出した行動はマストでしてください。さらに、その行動をする際…

    時間計測と手順の書き出し

    これをできればしてみてください。
    何故なら、その時間見積もり付の行動手順は丸ごとマニュアルになるからです。これが、自分が頑張らなくてできる行動の素となります。
    それは同時に、自分だけのものにしておくのは勿体ない。そのマニュアルを使うことで、自分以外の他者もうまくいくなら、それはもう立派なコンテンツです。
    第三者が感動してくれるなら、お金を払っても手に入れたいと思うでしょう。さらにはその再現性高いマニュアルを、よりわかりやすくするために漫画で表現し、SNSで発信してみると、どうでしょうか?
    より多くの人に見てもらうことはでき、中には、「この漫画によって救われた!」という人も出てくるかもしれませんね。
    さらには動画にしてYouTubeで発信することで、より多くの人に見てもらえ喜んでもらうことができ、マネタイズすることもできるかもしれません。
    そして、何よりもそうして作りあげた、マニュアルや漫画、動画などは形として残ります。
    「自分がやっていることなんて、大したことない。だから、形に残す必要なんてない」
    あなたは、そう思っていませんか?
    しかし、「自分が頑張らなくてもできるようにするために形に残す」と考えてみてはどうでしょうか?
    ついでに、人の役に立てる。さらには、マネタイズもできる。しかもそのマネタイズは、継続することができる。
    何故なら、この流れでアウトプットし続ける人は、悩みをコンテンツに変える手順を体得できている人だからです。

    人生課題と向き合い、誰よりも本気でインプットとアウトプットを繰り返し、轍を残すこと。これこそがアウトプットのゴールではないかと、最近は確信しています。
    ついでに、「これは誰かのお悩み解決のお手伝いにならないか?」という思考を持ち、

    自分のアウトプットをリサイクルしてみる

    これを徹底してみてください。「これぞ多毛作!」といったことを実感できると思います。

    学びは受け継がれ、お裾分けされるもの。

    そもそも、アウトプットできない学びは…

    他人にはもちろんのこと、自分にも役に立たない

    ということが多いです。
    学びを自分ごと化できていない状況は、点だけ増えて、何も繋がっていない状態。せっかく増えた点も、どんどん消えていく。何故なら、他人事のままだから。

    話す→書く→行動し→形に残す

    まずは自分のためで結構です、この4つの行動を徹底してみてください。
    フォーミーを突き詰めた結果、自分にも他人にも役に立つコンテンツができると、「本を書く」など、まとめ始めますよね。そしてまた、その本を誰かが見てくれて、それを参考にまた新たなアウトプットが生まれていく。

    アウトプットは、世代を超えた循環を生むことができる。

    アウトプットは、そんなロマンに満ちたものでもあると思っているのは、僕だけでしょうか…?
    フォーミーのお裾分けで、誰かがきっと喜んでくれる。だからアウトプットする。シンプルな話ですよね。

    これまでいろいろとお話をしてきましたが、アウトプットとは何者なのか?と思ったと思います。僕が今、思うには…

    アウトプットは生き様の証明

    なのではないかと、本当に、大真面目に考えています。
    自分はどう生きて、何に悩んで、どう向き合ってきたのか?その軌跡の集合体こそ、アウトプットそのものだと。

    将来、人生を終える時に何を残せるか?
    それは僕らが生き抜いたという「証」そのもの。さらにはそれが、後世に生きる子々孫々に至るまでの気づきのキッカケになり得るかもしれない。そんなことを感じる昨今です。

    僕の祖父母は、亡くなるまでに数多くの文字を遺した人でした。
    祖父は特に、某大手新聞に寄稿するぐらいの文人だったのですが、彼らは亡くなって尚、そのアウトプットをもって僕に大きな影響を与えてくれています。
    祖父母が、僕に影響を与えることを狙っていたかどうかは、今となっては知るよしもありませんが、結果として彼らが亡くなってから何年も経つ今でも、僕が影響を受けているのは確かです。

    少しくどいことを言うかもしれませんが、僕らはいずれこの世を去ります。そのときまでに、「僕は、私は、自分だけの人生を生きてきたんだぞ!」と、生き様を残すためのもの、それこそアウトプットであると捉えると、少しは見え方も変わってくるのではないでしょうか。
    ただ学ぶのではなく、その先にあるロマン溢れるアウトプットをどんどん試してみてください。そうすることで、これまで他人に流される事の多かった人生が180度好転し、自分で舵をとる人生へと変わっていくはずです。

    あなたならではの生き様

    楽しみにしていますね!

    徹底的にパクって更なる進化を遂げる方法

    チョッキさん
    チョッキさん

    日々、『超反省』をしつつTTPSをして自分自身がさらに進化を遂げていく方法についてお話しします。ぜひ、参考にしてみてください。

    成長を妨げていたのは、自分で作り出した限界の壁。

    仕事をしている中でKPI、KGI共に達成。それが当たり前になってきた頃、僕はその現状に圧倒的に飽きていた気がします。

    現状維持は衰退あるのみ

    成功者の多くが口を揃えて言うその言葉の通り、2017年から急拡大をしていたはずの事業は、2019年に急ストップ。
    競合他社も多く生まれ、目の前の出来事に必死になるうちに、基準はどんどん下がっていきました。僕自身も学ぶことを辞め、他責マックスになってしまい、そんな僕からは多くの仲間やお客さまが去っていきました。

    そんな中、同じ頃に起業した同世代の何人かは、僕とは対照的に安定成長していました。そもそも外の世界に目を向けると、彼らの更に10倍、100倍と成長している企業も多い。
    そんな企業から学べることは、構造化、システム化の知見などあったと思うのですが、当時の僕は何となく避けがちでした。
    彼らがうまくいっているのは資金調達していたり、他人の力を借りていたりして、かりそめの成長をしているだけと、なんとなく小馬鹿にしてしまっていました。
    学ぼうとすれば学べたはずの「更なる成長のタネ」をスルーしまくっていたんです。
    要は、あの頃の僕は全く謙虚じゃなかったんですよね。お察しの通り、当時の僕は学びの対象も圧倒的に限定してしまっていたので、自然と成長の芽は摘まれていきました。

    あの頃、何がいけなかったかを考えてみます。
    調子に乗ってしまったこと?謙虚でなかったこと?学ぼうとしなかったこと?
    いろいろな原因が考えられますが、一番大きな問題は…

    行き着くところまで来た気になってしまったこと。

    これだと、今は思っています。自分は既に行き着くところまで来た。同世代の人よりも成果を出せている。誰々よりも稼げていると。
    とにかく、他人との比較を軸に生きてしまっていました。
    その結果、「自分が知らないことはしょうがない」「むしろ、まだそのフェーズじゃない」とか。最終的には、「なんで誰も教えてくれないんだっ!」と、他責的になってしまった時期もあります(笑)。
    知ろうとしなかったのは自分の責任なのに、誰かのせいにしたかったんでしょうね、当時の僕はすごくダサいスタンスになってしまっていました。
    世界を見渡せば、自分よりも圧倒的に成果を出している人は無限にいて、それを知ろうとしなかった。

    結局僕は、自分で自分の限界を勝手に決めてしまっていたと言えるのかもしれません。

    その人の生き方ではなく、鍵となる行動の型を学ぶ。

    そんな過去を持つ僕ですが、今はようやく復調傾向にあります。
    以前よりも圧倒的に行動を起こせているのに稼働時間は少なく、再現性は高く。まだまだ伸びしろMAXの状態なので、あまり偉そうなことも言えませんが…。
    なぜ、これが実現できているのか?それは…

    知らないことを自覚し、自分のものにしようとしているから。

    ようやく、ちゃんと学ぼうと思えたんですよね、きっと。
    具体的な流れを例えるならば、武道でよく言われる…

    守破離

    そのものかと思います。守破離については、僕は以下のように解釈しています。

    🚩Point

    守: 誰の型を真似るか決める
    破: 型にらしさを入れ始める
    離: 型+らしさで自己流確立

    成長が止まっていたあの頃の僕は、最初から自己流を目指していた記憶があります。自己流を作るにしても型なんてものはなく、毎日違うことを言っていました。
    型がないまま走っていたので、当然長期間走ることなんてできず、今思えば「事故流」になってしまっていた気がします。

    自分よりもうまくいっている人で型を真似したい人を決めて、徹底的にパクる。そして、徐々に自分らしさを入れていく。
    大事なことは、真似する人の生き方そのものを真似するのでなく、鍵となる行動の「型」を学ぶこと。ここについては、以降の項目で詳しく説明していきますね。

    行動の型を学んで、実践者の経験値まで手に入れる。

    そもそも僕は、昔から誰かの真似をすることが嫌いでした。なぜかと言うと…

    真似は、自分の個性・らしさが失われるもの

    と勘違いしていたからです。要は、真似する対象を勘違いしてしまっていたんですよね。
    真似をしているという人の中でも、真似が下手な人は、遠回りしがちです
    本やセミナーや動画などでインプットして、感化して、いきなり学びの対象のライフスタイルそのものを真似しようとする。

    これはかなり上辺だけの真似の仕方で、すぐに違和感に耐えられなくなると思います。そもそも大事なことは、そこに至るまでに具体的な手順、行動です。
    要するに、学びの対象は「その人の“生き方やライフスタイル“」ではなく「成果とそこに至るまでのその人の“行動“」なんです。

    僕の今の課題感は、「稼働0秒で自立する事業の構築」なので、それができている人を真似すると決めています。2021年7月現在、3名の方の真似をすると決めて、その方々の本を読み、動画セミナーやオンラインサロンに所属して、インプットとアウトプットを積み重ねています。
    大事なこととしては、その方々の生き方を真似しようとしないということです。僕が学びたいのは、

    うまくいく行動の型

    で、その方々の生き方は全く関係ないからです。
    大事なことは、実践者の経験知を学ぶこと。その行動を真似し続け、いつかは、その人を超してやろうと目論んでいます。

    それでは、うまくいく行動の型をどうやって知るのか?ここからは、僕の事例をお話しますね。
    ある時の僕は、情報発信に課題感を感じていました。
    そこで、継続的に発信をし、その発信からその先のプロダクト、マーケティング、事業構築が上手な年商50億円規模の経営者さんの型を真似させてもらうことにしました。
    インプットした結果、彼は既存客満足度最大化のための情報発信を徹底していることがわかりました。さらに、その情報を元にSNSやメルマガ、無料サロンなどに切り出して発信していたんです。
    要は…

    既存満足度最大化の情報発信
    可能な限り、コンテンツリサイクル

    という情報発信の型を持っていたんですよね。さらに…

    不完全でも、それが仕上がっていく過程を見せる

    という方針であると。だからこそスピーディーで、なおかつ積み上がるかたちで情報発信ができているのだと確信しました。
    そこから派生して生まれた事業構築ポリシーは、以下の通りです。このポリシーは、真似している彼の型とほとんど同じものです。

    先人の「型」とあなた「らしさ」がオリジナルになる。

    今、世の中にある商品・サービスを何か思い浮かべてみてください。そのほとんどは、何かの二番煎じではありませんか?
    世間からの見え方を変えたり、サービス内容や領域を微妙に変えたり、違うように見せているだけ。
    どんなサービスや商品でも大事なことは、もう既にうまくいっている基本となる型を真似することです。基本の型があるからこそ、らしさを付け足すことができます。

    「型+らしさ」でオリジナルは生まれる。

    結局は、最初からオリジナルなんて、あり得ないんですよね。

    さらに、その時の僕は無知なことを恥じていて、いつも知ったかぶりをしてしまっていました。それによって期待を持たれるのですが、いつもその期待を裏切る流れになってしまっていたんです。
    今、過去の自分に声をかけるとしたら…

    「知らないことは、本当に恥ずかしいことなのか?」

    と、言いたいです。今の自分は、遅ればせながら、知らないことは全く恥ずかしいことではないと考えています。むしろ、成長をするための兆しでしかないなと。
    知識を得て、その知識をアウトプットし、行動する。既存の行動の型に統合して、また頑張らなくてもできることが増える。
    「こんなに得なことって無いのでは?」なんて、今は思うわけです。
    幸いなことに、無料で仕入れられる有料級の情報は、ウェブで無数に存在しています。僕らが悩んでいるほとんどの解決策は、無料で仕入れられる情報の中にあると言っても過言ではありません。
    知らないことは決して問題ではなく、可能性でしかありません。調べないこと、自分のものにしようとしないことこそ、恥ずべきことなのかもしれないと思うのです。

    らしく生きる、知らないことを自覚し、成長のその先へ。

    「らしく」生きている人の特徴。それは…

    まるで子どもみたいに、いつも目を輝かせている人。

    というのが、僕のイメージです。
    子どもの頃、あなたも、知らないこと、初めてやることにワクワクしませんでしたか?
    一度熱中してしまうと、没頭して周りが見えなくなってしまう。何と言われようが、知ったことじゃない!そんな時期は、誰にでもあったはずです。
    それがいつの間にか失敗を恐れ、他人の目を気にして、いつしか知らないことややったことがないことに恐怖を感じてしまう。
    過去の僕は、「こんな大人になりたくない」と思う典型的なダメな大人になってしまっていることに気づいたんです。
    そんな自分が始めたこと。それは…

    知らないことを自覚すること。

    そして、何より…

    知らないことこそ、ポテンシャル

    と、捉えること。そう考えると、不思議と子どもの頃のように知らないことや、やったことのないことにワクワクしている自分がいました。
    さらに、行動の型にどんどん新たな知識・経験を付け加えることも、まるでパズルの新たなピースが見つかるような感覚で、楽しめるようになってきました。
    一定の分野でそれなりの成果を出せていたとしても、現状維持は衰退あるのみ。その先を開拓し続けましょう。
    マンガでもよく描かれるような、冒険に近いのかもしれません。新たなことに挑み続けるからこそ、強くなっていける。シンプルな話です。その冒険に必要な、羅針盤となるような知識・経験は、もう既に有り余っているほど、存在しています。あとはあなた次第!

    流される人生から舵とる人生へ。そして、その更に向こうへ。

    この先、どこへ行きましょうか。引き続き、あなたが進化を遂げ、人生という旅を更によいものとできることを願っています。